t 画龍点睛 − 藤岡組紐店のブログ くみひも

高麗組の帯〆を組んでおります

  • 2008/10/12(日) 00:12:17

帯〆組んでます。

50玉の高麗組。

札幌で最後の一本が売れてしまったので
また組まねば、というわけです。

催事で持っていく高台は
通常のものより小さいので
一枚もんしか組めないのです
(無理をすれば組めると思いますがうまく出来なさそうなカンジ)。

帯〆を組むだけだったらありがたいんですが
出張先へ送る商品の準備だとか
DM書きだとか
家事だとか
まぁ何やかやと家にいると仕事はあるわけです。

札幌で局地的に僕の帯〆が人気がありましたが
全国各地に飛び火すればいいなあ、と思っています。

今組んでる帯〆は一応次の熊本には間に合わせる予定ですが
熊本は地盤がないので
売れるとしたら、早くて次の次の広島、かな?
どこで売れようと、一生懸命一本を組むだけですけどね!
因みに金茶色の帯〆です
興味のある方は見に来てくださいね!!

綾書きと組み見本

  • 2008/09/07(日) 01:04:10

紐屋にとって何が大切かというと
いろいろ大切なものはあるものの
そのお店独自のもので最も大切なもののひとつと言えば
「綾書き」になるでしょう。

「綾書き」とは、簡単に言えば、
楽譜のようなもの、でしょうか
(厳密に言えば違いますが)。
この綾書きを見て柄出しをしていきます。
高台の左右にかかった糸の
どれを押さえ、どれを押さえないか。
何番目の糸を上下入れ替えるか。
そのようなことが綾書きには記されています。

火曜日のテレビ出演時にお見せするために
古いものを出してきました。
あるわあるわ、てんこもり!
中には見たこともないものもたくさん。

それと一緒に組み見本も出してきました。
この組み見本、一本(五尺)で仕上げてしまったものではなく
一尺足らずの間にさまざまな柄を試しに組んだものです。
思わず声を上げてしまうような面白い柄もあれば
定番の柄もちらほら。
そのほとんどが68玉以上の比較的複雑なものがほとんど。
僕のハードルはどんどん上がっていきます・・・(苦笑)
もし好評であればこれらの中から商品化するものも出てくるかもしれません。

放送時にいくつかお見せできると思いますので
ぜひご覧くださいませ。
なお東海三県以外にお住まいの方、
本当にゴメンナサイ。
直接伊賀に来ていただければお見せすることは出来ますので
当店までぜひ!

以下蛇足。
以前「京組紐には綾書きがないと聞いた」と書きました。
ちょっと綾書きについて調べたところ、
京組紐のことを書いたページで
綾書きにしたがって組んでいく、という記述がありました。
どっちが本当?

ブレインストーミング?

  • 2008/09/04(木) 23:52:50

新しく作る帯〆の色を決めました。

これはどう決めるかというと
家族三人で話し合います。
仕事場の棚に枠にまかれた糸がたくさんあるのです。
その中から元になる色(主に地色)をまず決めて
それに合う色を合わせていきます。
(前にも書きましたっけ、この話?)

今回は通常とは違ってまず決まっていたのは中の色。
以前に作った帯〆の色違いを作るのですが
以前の問題点が地色だったのです。
まあ問題とは言っても、さしたる問題ではないのですが
以前の地色だと中の色がさほど生かされない気がしたのですね。
この柄は地色というよりも中の色を生かしたものなので
地色を押さえています。
なので地色は比較的地味。
極めてモノトーンに近くなっています。
うちの帯〆でもちょっと変わった感じになりそうですね。

なお親子三人の色の趣味はほとんど変わりはないのですが
細かいところはやっぱり違うので
侃侃諤諤と意見を戦わし、
喧喧囂囂たる仕事場になっていました。

蛇足ですがすごい漢字ですね。読めますか??


完成を楽しみにしてくださいね!!

浴衣くらい着物が流行るには

  • 2008/08/25(月) 01:59:35

昨日と今日は上野(伊賀市上野地区)の夏祭りでした。

それにしても浴衣の女の子の多いこと!!
僕が地元にいた高校までに浴衣の女の子なんて見ませんでした。
本当に隔世の感ありですね。

浴衣から着物へとステップアップする女の子もいるのでしょうけれども
やはり着物は敷居が高いように思います。
もしも

・安価で
・着やすくて
・手入れがしやすい

そんな着物があれば、爆発的に流行するような気がするなあ。
以前ニュースで見ましたが
着れるなら着物を着たいと思っている女性はかなり多いそう。
潜在的な層が相当数いるのなら
あとは入り口を広く開けて背中をそっと押してあげるだけなんですが
それがいかに難しいかは呉服に携わる方であれば
お分かりいただけるかと思います。

4月に札幌に行ったときのお客さま

「ウールの着物が出まわれば
 初心者も着物の世界に入りやすいんじゃないかしら」

とおっしゃってました。
たしかに!
敷居もいくらか下がりますよねえ。
どっかのメーカーさん、がんばってくれませんかねえ。

え、お祭りは誰と行ったかって?
父(笑)。

見方を変えてみましたら

  • 2008/08/23(土) 01:31:22

ホームページのトップに
「きものサロン」掲載情報が載せられています。
新しい号が出たので更新しました。
ぜひご覧くださいませ。
そして「きものサロン」もぜひぜひ手に取ってくださいね!!

それで何度も掲載頁を見直していてふと気付いたのです。
帯〆の見た目の魅力は前の柄だけではない。
後ろ姿からちらと見える部分だけでも十分に魅力的ではないかと。
むしろ見える箇所が小さいからこそ
その存在感は際立つのではないかと!
うむ、山椒は小粒でもぴりりと辛い!

そして編集女史の合わせ方も絶妙なんでございます。
当店でのお買い物の際の参考にもぜひ!!

見方をちょっと変えたら、まあ当たり前かもしれませんが
物事のいろいろな面が見えてきますね。
殊苦手な人に限ると、その人のいい面が、
頭では理解できても、なかなか好きにはなれませんが・・・

ところでなんで「ぴりり」?
擬態語の含まれることわざなんて他にあるのかな??