t 画龍点睛 − 藤岡組紐店のブログ 200807

ナマステ御免2

  • 2008/07/30(水) 23:11:37

伊賀に(たぶん)たった一軒だけインド料理屋があります。

それが今回紹介するアリーハー。

その前に僕が好きなインド料理店の味以外の条件をいくつか挙げてみましょう。

・キレイ過ぎない
 綺麗すぎるとインドの雑多な感じが出てないような気がするのです。
 そういう意味では名古屋駅ビル上のマハラジャだとか
 新宿のダージリン、心斎橋のゴータマは美味しいのだけれど
 気分ではないのです

・インド歌謡がかかっている
 これがやっぱりないと!
 でも演歌なんかがかかってても「雑多」な感じがしていいかも(笑)。
 「なんで演歌やねん?!」なんてツッコミを入れながらラッシーをすする、
 案外アリですね!!

・インド人がいる
 いや、インド人とバングラデシュ人とスリランカ人の区別もつかないんですけど
 やっぱり肌の浅黒い、しかしアフリカ系の方とはまた違う顔立ちの方が
 注文を取りに来たり、給仕したりしてくれるだけで雰囲気バツグン。

この上記の3つをアリーハーは十分に満たしてくれます。
なんせこの店の前の店舗は小僧寿し。
力技でインド料理屋に改装しています。
インド歌謡も流れ、インド人(たぶん)も料理を作ってくれてます。

そしてこの店の凄いところは


同じメニューなのに行くたんびに

けっこうな割合で味が違う(笑)。


だって毎回一緒のお気に入りのセット食べてるのに
今日初めてシーフードカレーがマンゴーの味がしたんですよ(笑)。

ねこぢるさんのインド旅行記を読むと
インド人の適当さがよく分かりますが
きっとスパイスの量も
「う〜ん、だいたいこんなもんやろ」
って感じで入れてるのではないでしょうか。
じゃあそれが不味いのかというと全然そんなことはなく
むしろ伊賀にいながらにしてインドに旅行に行ったような錯覚に陥ります。

ま、見方を変えれば、何度行っても飽きない味と言えます(断言)!!
どこででも同じ味のものが食べられる現状に対するアンチテーゼなのです!!
たぶん・・・

因みに伊賀の方にはインド料理が馴染みがないのか
某ファミリーレストランなどが物凄い順番待ちのお客さんで溢れかえっているのに
ここだけガラガラです。
おおよそ一般受けするとは考えにくいインド料理店を
この小さな街で営もうという心意気に僕は惚れました。
僕はこのアリーハーを断固支持します!
伊賀に観光で来られる方にはあまりオススメできませんが
(やっぱり伊賀牛など郷土の料理を食べたいと思うので)
伊賀在住の方はぜひぜひ佐那具のアリーハーに行ってみましょう!!

♪か〜えりた〜くな〜い〜

  • 2008/07/30(水) 02:05:14

 か〜えりた〜く〜ないけど〜
 さよならマ〜チ〜

というわけで香林坊大和の職人の技展が終了しました。
金沢もいろいろあったので最終日の来客数も少なくはありましたが
ちょこちょことお買い上げいただいたので
なんとか前年並みにまで回復はしました。

改めまして香林坊大和にお越しいただきましたお客さま、
暑い中本当にありがとうございました。
藤岡組紐店は半年後、更にパワーアップして戻ってきます。
どうぞお楽しみに。

そして香林坊大和の皆様には毎度毎度の事ですが
本当に良くしていただきました。
催事に携わる社員全員が一丸となって盛り立てていこうとするさまは
僕がお世話になっている百貨店ではここが一番であると思います。
(単独出展だと札幌大丸ですね)
だからこそ僕が金沢に行く楽しみのひとつに

「百貨店の方と一緒に仕事を出来る楽しみ」

があるのですね。

金沢の皆さん、来年1月にお会いしましょう!!

来店と来襲(?)

  • 2008/07/28(月) 22:33:26

香林坊大和六日目です。

既にニュースでご存知の方も多いかと思いますが
金沢の浅野川が氾濫しました。
床上・床下心酔、土砂崩れなどの被害もあったようです。
皆様の無事を祈っております。

そういったことがあったことを今朝のテレビで知りましたが
ホテルから出てみると曇ってはいるものの
まったくそんな気配はありませんでした。
ただ来客数には、間違いなく影響は出ていたでしょうね。

そんな中、毎度おなじみゆきのさんとたかもりくんが来店。
暑い中お着物姿で来られたゆきのさんは
もちろん暑いに決まっていますが
本当に涼しそうに見えましたね。
(「とんでもない!汗だくでしたよ」なんて言われそうですが)
お持ちいただいた帯にいろいろと合わせてご覧いただくのですが
その間たかもりくんは大暴れ!?
ゆきのさんもじっくり見られないご様子。
「来店」というよりは「来襲」といった感じ?
半年前は僕にあまりなついてくれなかったたかもりくんでしたが
僕が抱きかかえても機嫌を損ねることもなく
楽しそうにしてくれたのがちょっと嬉しかったですね。
ゆきのさんも十分に吟味されて一本を選ばれました。
初めて会ったときは抱きかかえられていたのに
もう一人で歩くことができるたかもりくんの成長を
これからも楽しみにしています。
半年後にはもっとしっかりしてるんやろうなあ。
なんせ・・・あ、これは半年後のお楽しみ、かな?
でも帯〆を粗末に扱ったら容赦なく叱るので
たかもりくんは覚悟しておくように!!(笑)

たかもり一過(なんやそれ)の後は実にひっそりとした一日。
やっぱり大雨の影響でしょうか。
大和の実にユニークな社員さんのご自宅も浅野川沿いにあり
大変だったと人づてに聞きました。
被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

明日が金沢最終日。
お祭りが終わるみたいで早くもさみしい気持ちです・・・

いろんな縁がありました

  • 2008/07/28(月) 02:11:33

香林坊大和五日目です。

惨憺たる内容だった昨日とは少し状況も好転したようで
ちょこちょこと朝から売れて行きます。

まずは今日来られたお客さまの誤解を正すことから。

1「やっぱり男組がいい」

 「男組」と言っても雁屋哲原作、池上遼一画の漫画ではもちろんありません。
 男が組んだ帯〆ってこと。
 僕は男性ですから男が組んだものがいい、と言ってもらえるのは
 まあ、喜ばしいことではありますが
 言うまでもなく男だから良いわけでも
 女だから悪いわけでもないのです。
 どういうことに端を発する誤解かは判然とはしませんが
 お話を伺うに何やらその方の師匠が男性だから、の様子。
 ちなみに紐を組む職人さんはほとんどが女性です。
 では、その方が何故「男組」がいいかというと、
 次におっしゃったのがコレ。

2「固いのができるから」

 これは全くの間違い。
 とは言え、たまに
 「固いのがいい帯〆。柔らかいのはダメ」
 という話をお客さまからまま聞きますので改めて申し上げます。
 当店の帯〆を締めた事のある方はお分かりいただけると思いますが
 本当に締め心地がいい帯〆というのは
 程よい柔らかさの中にもコシがあるものなのです。
 こればかりは文章を読んでいただいても口で言ってもなかなか理解できません。
 実際に見て触っていただかないとね
 (そういう理由でうちでは通販をやってないのです)。
 でも触りすぎはカンベンですよ。
 スーパーで桃にぐいーと指を押し付けてはいけないのと同じです。
 固くしようと思えば力任せにヘラを打ち込めばすみます。
 つまり「ま っ た く カ ン タ ン だ」。
 そうではなく、ほどほどの力で打ち込むべき場所に打ち込むことで
 締め心地のいい帯〆が出来るのですね。
 この打ち込み加減も口で説明できることではありません。
 体で覚えること。
 母からもある程度のことは教えてもらいましたが
 力加減だけは自分の裁量です。

というわけです。
ちなみにその方は他にも色々話されたのですが
それは大人の事情によりカットです。

さてさて今日はどんな様子かと言いますと・・・
まずはSさんがご来店。
このSさん、なんと我が祖父のご学友の娘さん。
しかも最近お父上の卒寿のお祝いで伊賀に帰られたとか。
卒寿、つまり90歳!!
数年前自転車で走っていくお姿を見かけましたが
すごくお元気そうでした。
こうして金沢でお会いして、うちの帯〆をお買い上げいただくのも
本当に不思議な縁です。
以前母が来てた頃にお買い上げいただいた夏物がお気に入りだそうで
今回はそれの色違いをご購入。
さわやかな、でも浮いてしまわない黄緑の帯〆です。
この夏、きっとすぐに出番がやってくることでしょう。

そして閉店間際に予告どおりyukirikohuさんがご来店。
去年の夏物に引き続き、2本目をご購入。
因みにyukirikohuさん、総絞りの浴衣に
めっちゃくちゃかわいい巨大な金魚の帯をされていました!!
僕もあんな帯締めたいな(女性だったら)!!

ごめんなさい、写真撮り忘れ・・・

その後は恒例のお食事会、「寿司処 辰」にて。
お造りもお寿司もどじょうの天婦羅(ですよね?)も
のどぐろの塩焼きもどれ〜も大満足!!
今回は具10種の太巻き、辰ちゃん巻き食べて
初体験山ごぼうの巻きでシメ。
ごめんなさい、カメラ忘れ・・・
食べに食べて、喋りに喋って、気がつけば数時間が過ぎておりました。
金沢の人が羨ましいな〜。

・・・遊んでばかりというわけではありません。
よく働きよく遊べ、ということでゴザイマス。

お昼はちょっとずつ、夜はたくさん

  • 2008/07/26(土) 01:15:21

香林坊大和三日目です。

相も変わらず今までと比べても来客数の寂しい今回の催事ではありますが
少しずつ、しかし確実に前に進んではいます。
なんと4年ぶりのNさんが来られたり、
(今まで来てたのになぜか僕がいつも売場にいなかったとか)
ほとんど別注専門のご近所の骨董屋、庄司さんがお見えになったり。
特に嬉しかったのは毎度細めをご所望のUさんが
僕の組んだ笹波を2本も(!)一度にお買い上げいただいたことでしょうか。
笹波組というのは手間があまりかからないので
単価はさほど高くもないのですが
これぞまさにプライスレス?、
自作の帯〆を気に入っていただいてのお買い上げですから
やっぱり嬉しさも違いますね!!
まだまだ僕の組んだ帯〆もありますから
気になる方はぜひぜひお越しくださいませ。
明日が折り返し地点です!

今回の金沢はかつてないエンゲル係数の高さ。
今日も金沢の山海の珍味を貪りました。
人生31年目で値段表記のないお店に初めて入りました。
明日からの食事をどうしようかと思うくらいのお値段でございました(苦笑)。

全然関係ありませんが、
マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン観たかったなぁ・・・